リスニング能力について

TOEICの試験はリスニング試験とリーディング試験が試験の基本構成となっていますが、リーディング学習に関しては紙面だけで学習することも可能ですが、リスニング学習に関しては耳に入ってきた英会話を頭で日本語に変換する必要があるため、幅広い英語の知識に加えて、実際の英会話を耳で学習していないとリスニング能力はなかなか向上しません。

 

TOEICの試験項目に入っているため、できればリスニングの知識についてはしっかり覚えて試験に臨みたいところですが、そのためにも日頃から英会話をたくさん耳で聞いて脳内で日本語に変換すると言う学習を定常的に行う必要があります。

 

TOEICの学習教材になると専用のDVDなどが付いていて、このDVDの中にリスニング学習用の音源が入っていますが、この場合だと同じ英会話を繰り返し聞くことになるため、違う英会話を聞いた場合に対応できない場合があります。

 

また、その音源に入っている英会話を話している人がTOEICの試験で話している人ではないことから、学習時にその人の声に慣れているとTOEICの試験時に戸惑う場合もあります。

 

そのため、リスニングを学習する場合はできるだけ多くの人が話す英会話を耳に入れることが大事になりますが、洋画が好きな場合は字幕にして見るといった方法や洋楽を日頃から聞くだけでもリスニングの学習には効果的です。

 

英単語や英文は独学で学習するのも比較的容易ですが、リスニングに関しては独学での学習が難しいため、リスニングの学習だけ英会話教室に通うというのも方法の一つです。